ワリと早く届くメール

2007年02月23日

リバティーン

[感想・レビュー]

070223-1.jpgこれ随分前に観てたのにレヴュー書いてなかったじゃん!とフイに思い出したので今書いてみようかと(長文になったので読みたい場合はそれを覚悟して読んでね)。

ジョン・ウィルモット第2代ロチェスター伯爵は、17世紀のイギリスで国王に寵愛された天才詩人。 挑発的で奔放で横柄で、酒とセックスに溺れ、それら数々の「おいた」が過ぎて梅毒が原因で33歳の若さで亡くなっている。その実在の人物を今回ジョニーが演じたのが本作だ。映画公開前ジョニデの口から「脚本の冒頭3行を読んで出演を即決した。 後にも先にも生涯で一度しかめぐり合わない作品」などと……こんな美味しそうな言葉を目の前にニンジンのようにブラ下げられたら、ジョニデファンとしては観ないわけにはいきません。

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comments

うむうむ確かにその通り。
主人公が「死」に向かって、懸命に坂道を駆け降りていく物語として印象に残る。その姿は破天荒と言うよりは、むしろ生真面目。だから余計に疾走感と孤独感が強い。彼を動かすのは信念ではなく、極めて気品のある諦念。
見終わった直後には、もっと主人公の「才能」の部分を見せて欲しかったと思ったが、今考えればそうでもない。彼は才能を発揮することなく、むしろその才能によって滅んでいくタイプの人間であったのだから。表現されなかった才能は、見る人間の心の中で膨らませれば良いのかも知れない。
ジョニー・デップは、詩が似合う。無造作に置かれた、しかし光り輝く言葉と言葉の行間を伝えてくれる。

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