シロクマンも三話目くらいまで付き合って見ていてくれたのですが、それ以降は「イライラするから見ない」と。そして「全部終わったら絶対何か書いてよね。徹底的に、完膚無きまでに辛口なの期待してますから」なぁんて頼まれて独り放置されちゃったんだけど、いや〜まぁこんなにも見続けるのが苦痛のドラマって初めてだったかも(苦笑)。ドラマの感想…っていうかなんて言うか、まぁひとこと何か言う言葉があるとしたら
『才能って枯れるのね』
ってひとことかな。過去の作品を私も全部見たわけじゃないけれど、それでも私が見た過去の「野島作品」の中には、作品の傾向と質の好き嫌いはあるものの、記憶の引き出しを開ければ今でも鮮烈な色と輝きを放ち続けるモノも幾つかあって、またこの人が作ったドラマをTVでやることがあれば見てみようって気にさせる「何か」があったのは確かなハズなのに、今回久しぶりに見たドラマにはそんな輝きは1gも存在していなかった。
無理矢理なストーリー展開、強引でご都合主義な起伏、手前勝手な思いこみや勘違い、大げさで、クサイ台詞テンコ盛りで、あざとくて、ワザとらしくて、こじつけで…っていうのは野島さんお得意の世界だけれど、でもそれらがマイナスではなくって個性としてちゃんと成り立つ、成り立たせるくらいの「イイ意味での脚色力」がズバ抜けて高いってのが私の「野島作品」への評価だったのに、今回の「薔薇のない…」は、全てが悪い意味にシフトしてしまいました。あまりに雑なシナリオで、「鑑賞に堪えない」とはこのことかと。
このドラマのダメなところは野島伸司だけではない。出演者の演技もまるで学芸会で同じく鑑賞に堪えないものだった。ファンだから擁護するワケではないが、香取慎吾はまぁ良かったと思う。ベストではなかったかもしれないが、それでも健闘賞くらいはあげられる。このクソ脚本の中でよくやっていた方だと思う。しかし竹内結子と三浦友和と玉山鉄二に至ってはもう………まぁこの大根役者たちに過去一度でも期待した事はないし、少しでもイイと思ったことはない私だけれど、それでもここまで壊滅的にヘタクソだと感じた事は無かったから、やっぱこのドラマの呪いなのだろうと思える。3人が三つ巴的に一つの画面の中でアレやコレやと台詞をやり取りしてる場面など、画面のこちら側で北風が吹き抜けたです。軽い…軽過ぎる。人として、役者として軽薄過ぎるこのトリオ・ザ・大根ズ。特に竹内結子のヘタっぷりには殺意すら抱きました。ありえない。あの演技だけはありえない。
他にもね、文句のつけ所は沢山ある。っていうか文句しかないんで、語ろうとしたらドラマ全話分の時間が必要なくらいある。だから書けません。シロクマンに頼まれたけど無理です。お手上げです。あんまり書いてると私にも呪いが罹りそうなのでギブさせて下さい(笑)。
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