で、→「おくりびと」←。詳しくは知らないけど「納棺師」のオハナシだっけ?まぁ宗教によって多少の差こそあれ、日本の葬儀関連のイベントって独特だよねぇ……その詳細を上手に映像化してたら、他の国の人はあの粛々と執り行われる一連の様式の中に間違いなく「美」を感じるだろうね。静かでヒンヤリしたあの空気感と張りつめた緊張感……日本人の私でさえ、納棺通夜葬儀などに列席する機会があると、最初の方こそ死に直結した感情的なモノに心を支配されるものの、途中からはあまりに見事に段取り化された「イベント」のテンポと、様々に工夫を凝らした演出に、ただただ感心して身を任せてしまいたくなるもの。肌で感じる静けさと、視界を覆い尽くす「黒」の群れと耳に届くお経のメロディに鼻腔を優しく刺激する香の香りのコラボ技は素晴らしいとしか言えない。あの空気の中でバカなことを考えられる余裕はサスガの私にもないもの(笑)。
→「つみきのいえ」←の方は、実は2008年の世界中のアニメフェスティバルなんかでも大きな賞を獲ってたのを知っていて、様々な評判も耳に入ってましたのですが、この作品がここまで大きな華々しい賞を獲ったことは私的には意外でした。いや、作品に文句を言うつもりはございませんよ(笑)、そりゃ賞獲るくらいのモノですから悪いワケはないんです。雰囲気のある絵は素敵だと思いますし、プロの仕事って感じのこなれ方はサスガですし。しかしなんつーか……どちらかというと本国の日本人よりもガイジン受けするとでも申しましょうか、ここで「アニメとは…」なんて講釈タレたくないからしないけれども(笑)、日本人の考えるところのアニメ作品の良さというモノとは違う良さが評価されたんじゃないかな?と思うのですよ、なんとなく。「短編でも長編でも日本のアニメは素晴らしい」とフルボリュームで評価されたことは喜ばしく有り難いのですが、これを「日本のアニメ」の頂点だと異国の人に思われると個人的には「う〜ん…?」って首かしげちゃうかな?ってカンジ。
こーゆーの書いてるとタマには映画館でも行くかぁ……と一瞬思うんだが、映画見ながら食べ物を食う人が近年多くてイヤなんだよねぇ、飴やチョコくらいなら別になんとも思わないが、巨大ハンバーガーにポテトにチキンに……ってマジ食いされると油のニオイとか、咀嚼音とかすげー気になる。作品に集中出来ない。全館禁煙映画館があるんなら、飲食禁止映画館も作って欲しい。たかが2〜3時間くらい、何も飲み食いしなくても生存出来るでしょ?人間は。
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