そもそも最初から主人公の「直江兼続って…誰?あ〜あの兜に“愛”って着けてた人ね、ハイハイ」ってくらいしか認知度がなかった主人公じゃん?織田信長だぁ上杉謙信だぁって名だたる戦国武将がゾロゾロいる時代の中で、わざわざこの「直江兼続」を主として描くからには、それなりに見せ方に工夫は必要なワケだ。歴史好きな私自身も、自分の中にある戦国時代データベースの更なる補完をしたくて直江兼続って人が実際どんなコトを成した人なのか、どんな場所で活躍してきた人なのかを知りたくて見始めたワケです。「義と愛」に生きたと噂に高い武士は如何なる人物かと。カリスマでもない、ただのヘタレなのに人を惹きつけ、人を先導する魅力はどこにあるのかと。
なのに毎回「兼続とその愉快な仲間」みたいな連中があーでもねーこーでもねーと右往左往してるウチに不思議と問題は何故か「兼続の思うまま」に進むって都合のいい展開ばかりが連続していく。これじゃ兼続が「魔法か念力を使える人」としか考えられない。頑固で一筋縄ではいかない桑取の連中が兼続の執り成しで景勝側についてくれた理由も分からないし、ひとり武田との和ぼくに向かった兼続の言葉のどこに武田家の重臣、高坂が心を開くに至ったかもまるで謎のまま……こんなんじゃダメだよ。全然ダメだ。
こんなグダグダなドラマを見せられるくらいなら、開き直って本当に腐女子狙いで「ガチホモドラマ」にでもしてくれた方が、凄く限られた一定数だけだけど素直に支持されて高評価も得られただろうに(おい)。今のままでは純粋な歴史ドラマ好きからもホモドラマ期待組からも見放されて、宙ぶらりんなまま大河ドラマの黒歴史に名を残すのみとなり人の記憶には残る事はないだろう。
「ちょっと惜しいんだよね」ってレベルではない。「根底から建て直さないとどうにもならんぞこの話」ってレベルに見えるので、まだ半年以上続く大河ドラマ、この先どうするかを遠くから母のような気持ちで見守りたい気分である(笑)。なんかもうそんなカンジ。取り合えず今回で大根棒読みで浮いてた、景虎(玉山鉄二)と華姫(相武紗季)が死んで画面から消えたのは建て直しのイイきっかけになると思うので(にしてもこの二人の終わり方も下手くそだった、もっと納得行く見せ方はいくらでも考えられたのに)来週からの新展開に無理矢理期待してみたい。ホント無理矢理ですが(笑)。
あ〜もう、いっそ私がメガホン執ってドラマ撮りたい!せっかく妻夫木君とか使ってるのにもったい無さ過ぎだ!(イライラ)
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