うみのうえのぴあにすと(海の上のピアニスト)

船の中で生まれ、その一生を船と共に終えたピアニストの物語.....では説明にならないか。まあ、仕方がない。映画一編を数行の言葉で表すことなど出来ないし、作った人間に対して失礼なことだ。興味のある方は観て欲しい。観て損はしない秀作である。この映画に限らず、『音楽』がテーマになったストーリーにはいつも心を動かされる。私にとって音楽は、常に神秘の存在である。他の表現方法、例えば絵画、例えば写真、演劇、舞踏、文学など、あらゆる表現方法の中で、音楽が最も「受け取る人間のフィルターを通さずに」まっすぐ心に響くものだと思うからである。美しい音楽は人を幸せにするし、美しくない音楽がもたらす不快感を、人は抑えることが出来ない。