るーむさーびす(ルームサービス)
考えられないようなことが起こって驚くさまを表す言葉。「そ、そんな、ルームサービスな!」などとよく使われる。
ホテルのルームサービスは恐ろしい。値段が高いだけではなく、時には人に怪我をさせることあるのだ。先日京都に旅行した私は、うっかりこのルームサービスで夕食を頼んでしまった。運ばれてきたのは私の食べるハンバーグステーキと妻の食べる海鮮ピラフ。TVを見ながら「まあ、特別美味しくもないし不味くもないね」とのんびりと食事をし、満腹した。ここまでは良かった。食事の後に風呂に入り、明日の予定などを話し合っているうちに、旅の疲れからかいつもより早めに眠気がやってきた。「じゃ、寝よう」とベッドに入ろうとしたとき、ふと気付いた。テーブルの上に置いたトレーと食器、このままで良いのだろうか?目障りだし、きれいに食べているとはいえ匂いも気になる。そこでそのトレーと食器類をきれいに重ね、部屋の入り口付近の通路(バスルームの前)に置いて、ベッドに入った。ここまでは良かった。察しの良い読者の方なら、この辺りでもうオチが見えているかもしれない。翌朝、私はトイレに行きたくて目が覚める。私の視力は両眼でも0.1くらい。トイレ(バスルーム)の前の通路は暗い。私は半分まだ眠っている。ヨタヨタと歩いていく。歩いていく。歩いていく。(完)
- by Shirokuman
- 12/16/2001
- ・新明解シロクマ辞典・
